見出し画像

【イベントレポート】JAXA×#せかい部「宇宙から考える世界のSDGs!on Earth day」

こんにちは✨

4月22日に行われた
JAXA×#せかい部「宇宙から考える世界のSDGs!on Earth day」
のイベントレポートをお届けします!

#せかい部ポーズで集合写真を撮りました


イベントが行われた4月22日はアースデイ🌏
人工衛星からの写真やデータを元にJAXAの方と地球の環境問題について考えました!

まず最初に、JAXAの第一宇宙技術部門という部署に所属する粕谷さんに、地球環境と人工衛星の関係についてや世界の環境問題について、実際のデータや写真を元にお話しいただきました。

地上でくらす私達の視点からでは見ることのできない、宇宙の視点からみる地球環境の変化は誰にでもわかるように大きなものでした。
北極の氷の面積を過去と現在で比較した写真は特に衝撃的でした。

お話の中で、JAXAの人工衛星によるデータの収集は日本だけでなく様々な国の研究や検証にも影響を与えているとのことでした。
宇宙に関する国際共同の大切さを強く感じました🌏

粕谷さんからはクイズも出題していただきました💡
1問だけ紹介します!

Q. 海面上昇が年間どれくらい進んでいるか。
①0.3mm ②3mm ③3cm

答えは、
③の3cmでした。

②と③の回答数が同じくらいで、答えの3cmに驚いた人も多かったのではないでしょうか。

粕谷さんによるプレゼンテーションの後は、
世界各国に留学している高校生からそれぞれの国で行われている環境対策についてプレゼンテーションをしていただきました!
韓国、フランス、オーストラリア、フィンランドからそれぞれの取り組みを学ぶことができました🌅

オーストラリアからのプレレゼンターの学校の中には湿地帯があり、底を使って環境の関する授業が行われていると聞いて、実践的な学びから環境問題やその仕組を学べるのが羨ましいなと思いました🐸

イベントの最後には、
現在アメリカヒューストンに滞在中し、学生時代の留学経験もある
星出彰彦宇宙飛行士から参加者に向けたスペシャルメッセージを頂きました🔥
学生時代に留学を経験し、宇宙飛行士として世界で活躍されている星出宇宙飛行士からのメッセージはとても心に残りました。
地球にある国飛び出し、宇宙まで行かれた星出宇宙飛行士はかっこよかったです✨

今回のイベントは皆さんがチャットでたくさんのコメントや質問をしてくださり、とても盛り上がった雰囲気でした!
いろいろな感想やコメントを見れて嬉しかったです🌟


最後に、イベント中に回答できなかったいくつかの質問へのJAXAの方の回答を下記に記載させていただきます。

参加してくださった皆様ありがとうございました ☺

せかい部では今後も様々なイベントを開催します!みなさんのご参加お待ちしております!
せかい部の公式instagramTwitterのフォローもお願いします:)


以下、皆様から頂いた質問の一部をJAXAの方に回答頂いたものになります!


Q.地球温暖化は嘘だ!など、地球温暖化の影響に対して疑う意見もあると思いますが、どう思われますか?
A. 実際に衛星で観測していると、温室効果ガスの数値がどんどん上がっていますし、海面水温も上がってきているのが分かります。気候変動は複雑なメカニズムと聞いています。
諸説ありますが、温室効果ガスが温暖化の要因という分析が世界ではスタンダードになっています。


Q.光合成などの仕組みを利用した機械開発の研究などはあるのですか?
A. 光合成と同じ過程を人工で行う研究は日本の化学メーカーなどでも行われているようです。最近では植物の光合成よりもエネルギー変換効率が良くなっているという記事もありました。詳しく知りたい方は「人工光合成」で調べてみてください。


Q.北極の氷が溶けても体積は変わらないと思っていたのですが、どうして海面が上昇するのですか?
A. 北極の氷が解けても海面よりも下の氷が浮上するため、海面上昇にはつながりませんので、ご認識の通りで合っています。大陸の上に氷がある南極で氷が解けると海面上昇につながります。温暖化による氷の融解は北極でも南極でも問題になっています。


Q.人工衛星がこんなにも種類があることを初めて知りました!すべて合わせてどのくらいの数があるのですか?また特徴的な働きのものはありますか?
A. チャットで回答済み
参考:https://fanfun.jaxa.jp/faq/detail/57.html


Q.衛星のカメラとかって壊れないんですか?
A. 衛星の機器は宇宙で壊れないように細心の注意を払って設計されていますが、それでも100%壊れないということはなく、宇宙で壊れてしまう懸念が残ります。衛星の主要となる機能(特に電気回路系)は、万が一壊れてしまったときに備えて、まったく同じ装置を 2台衛星に搭載し、使えなくなった場合は予備を使用するという設計になっています。


みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!