見出し画像

驚きとワクワクの2ヶ月間✨✨ 〜#せかい部×SDGs ジェンダー平等〜

「私たちの世代が世界を変えていかなければならない」

これは私が#せかい部×SDGsの活動を通して
1番に学んだことです📚

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

こんにちは!

#せかい部運営のノノカです🍓


今回は約2ヶ月に及んで活動してきた
#せかい部 ×SDGsの企画の

「ジェンダー平等を実現しよう」

に焦点を当てて
これまでの取り組みを
紹介していきたいと思います🙋‍♀️

1.課題のありか

国立女性教育会館専門職員の佐野敦子さんから
ジェンダー平等問題の課題のありかを学びました。


ところで皆さん、

ジェンダー」って何か分かりますか?🤔💭


ジェンダーとは

社会的・文化的に形成された性別

のことを指します。

例えば、、
「女性が家事をして男性が働く」
「医者や弁護士、パイロットは男性の職業」などなど...

このように
女だから〇〇、男だから〇〇、という

ジェンダーステレオタイプ

が日本には根強く存在しているのです。

それにより、

女性だからという理由で
伸び伸びと社会で活躍することができなかったり、
LGBTQ+の人々が社会に受け入れられないことがあったり....

といった様々な問題が日本の社会で起きています。

💭実際日本は世界と比べるとどうなの??

「国際的な視点で見ると日本の課題がよくわかる」

と佐野さんは述べていました。

そこで日本は世界と比べて
どれほどジェンダー平等が遅れているのか
比較していきます。


1つ目はこのグラフ📊⬇️

画像1

まずこのデータは管理職の女性の割合を示したものです。

日本の女性の管理的職業従事者の割合は......

13.2%!!

他の国と比べてみてもかなり低いことが分かりますね。

また2つ目のグラフを見ると👀⬇️

画像2

日本人の男性の育児をする時間が
他の国の男性よりも
圧倒的に少ないことが分かります。

そして日本のジェンダーギャップ指数は

121位(153カ国中)

だったり、、

女性議員の割合ランキングは

165位(193カ国中)

とG20諸国の中でも最低水準となっています🤭

最後に3つ目のグラフを見てみます👀

これは日本が現在SDGsのテーマ別に
どれほど達成できているかを表しています。⬇️

画像3

日本はSDGs達成に向けて頑張っているのが
このグラフを見てよくわかりますね✨

しかしジェンダー平等のところだけ
他のゴールよりも達成率が
大幅に低いことが分かります😢







このように、
私たちが生活している中では
気づくことが少ないかもしれませんが

日本は

ジェンダー平等が全く成し遂げられていないのです。


日本のジェンダー平等の現状を
初めて知った人もいるのではないでしょうか?🏳️‍🌈💭

日本にいるだけでは分からない。

だからこそ
国際的な視点をもち

日本の社会を変えないといけない

と強く思う人が必要です。

社会は変わるし、変えられる!


これが佐野さんの想いです。

よって課題のありかは
日本には
ジェンダーステレオタイプが根強く残っていること
だと考えられますね ⚧🤝🇯🇵


2.印象に残ったこと

残り4回の講義では、

内閣府男女共同参画局、ニュージーランド大使館、

国連女性機関、衆議院議員

の方からお話を聞きました✨

私が1番衝撃的だったお話を紹介します。

国連女性機関🇺🇳の中村さんのお話です。

アフリカのある国で中村さんが
性暴力や女性に対する不当な扱いはダメです!
と現地の男性の人々に注意したところ

「なんで女性を襲っちゃだめなの?」

という質問が多数上がったそうです。

これを聞いた高校生レポーターみんな
びっくりしました。

怖いなと感じたのと同時に
未だにそのような文化が残っている
という現実を突きつけられました😢





全講師の皆さん共通して伝えていたことは

社会の考え方を変え新しい社会を築く

ということです。

いくら法律が変わろうとも
人々の意識が変わらなければ意味がないですよね。


1人1人違うことに価値を持つ。

違いをリスペクトし合って支え合う。

多様性の第一歩としてジェンダーを認め合う。


どれも講師の皆さんが話されていた素敵な言葉です。

最後に!!!
高校生の時アメリカへ留学し女性議員として活躍している
衆議院議員の野田聖子氏からのメッセージを紹介します✨

自分の中の可能性は無限大。
真面目なだけが人生じゃない。
失敗が結果としてプラスになっていく。
「できる」ということ。
自分で何かしようという発想を持つことが大切。

と非常に心に刺さるお話をしていただきました。

コロナ禍だからと言って怯えず、
今できることを必死に頑張る姿は
本当に尊敬です✨

また
多様性の第一歩としてジェンダーを認め合うべき
という言葉も心に刺さっています。

多様性、ダイバーシティという言葉が
溢れている社会ですが
じつはその初めの部分にも
取り掛かっていないのです。

他にも日本の性教育やクオータ制、夫婦別姓問題
について国会議員の視点から面白いお話を
聞くことができました✨

(詳しくは高校生レポーターの皆さんが話してくれるでしょう!笑)

3.まとめ
ジェンダー平等という言葉はよく聞きますが
改めて専門の方からお話を聞くと
自分の知らないことはもちろん、
日本が他の国に比べてどれほどジェンダー平等
が進んでいないのかよく理解することができました。

そしてそれが喫緊の課題であるということも
よく分かりました。

また活動を通してジェンダー平等だけでなく
人生のお手本になるようなお話も
聞くことができたと感じます🗣

毎回zoomに入るたびに刺激的なお話を聞けましたし
学んだ内容を繋げて考えるのも楽しかったです🎶

そして何よりも同じ志を持った
全国の高校生レポーターの人と
出会えたのが嬉しかったです☀️

今後も#せかい部×SDGsの探究を
日々のニュースや学びに学校の授業に
活かしていきたいと思います💪

長い報告でしたが最後まで読んでくださり
ありがとうございました🌸

(ののか)

せかい部 バナー