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最強のパスポートを探せ!【ヘンリーパスポート指数】

海外へ行くときに、絶対に忘れられないものってな〜んだ?


そう、パスポートですよね。どの国家にも必ず存在するこの「パスポート」ですが、実は国によってその効力が少しずつ違うことをご存知ですか?今回はそんな、「パスポート」についての豆知識をお伝えします。

長期留学を経験された方ならお馴染みの「ビザ」。ビザは日本語で「査証(さしょう)」と呼ばれます。渡航先の大使館や領事館が発行するもので、渡航を希望している人物が「入国しても問題ないか」を審査するためにあります。でも、短期の渡航でビザを取得するなんてあんまり聞かないですよね。それもそのはず、日本のパスポートは世界191の国と地域において短期渡航のビザが免除されているんです。
※到着時にビザを取得する国を含む

なんと、これ世界一なんです😲

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引用:https://www.henleypassportindex.com/assets/2021/Q1/HENLEY_PASSPORT_INDEX_2021_Q1_INFOGRAPHIC_GLOBAL_RANKING_201209_1.pdf

毎年、公開されている「ヘンリー・パスポート指数」。これは国際航空運送協会のデータを使用した短期渡航へのビザ免除国の数を比較したものです。シンガポールが2位で、190か国に許可されており、3位は韓国とドイツでそれぞれ189か国にビザ無し渡航ができます。
注目すべきはアラブ首長国連邦(UAE)。2006年の最初のリストでは62位で、35か国に許可されているだけでしたが、現在173か国に許可されており16位に浮上しています。

残念ながら、コロナウィルスのためにこれらの状況は大きく変わっており、ランキングに関係なく、現在は海外からの短期滞在を認めていない国がほとんどです。調査を行うヘンリー・アンド・パートナーズは、新型コロナウイルス流行がこの指数に大きな影響を及ぼすとみているそう...例えば、イギリスとアメリカのパスポート保有者がビザなしで入国できる国の数は公式には185カ国。でも、現在は70カ国近くへと減っています。

かつては、国の経済力や政治の発展がパスポートの強さと比例していた中、近年では国のリスク管理や医療、監視体制が、その国のパスポートの力や望ましさに影響するようになっているそう。

一見ただの紙切れのパスポート、その中には奥深い世界が広がっていますね。
みなさんもぜひ、調べてみてはいかがでしょうか🔎

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